自然災害に強く
万一の災害時にも万全の体制で支援
千歳市は、地盤の水はけが良く安定しており、台風や落雷、雪害、塩害などの自然災害の被害が少ない地域です。 平成30年北海道胆振東部地震が発生した際は、災害対策訓練の成果を発揮し、陸上自衛隊と航空自衛隊の速やかな支援活動など、関係機関と連携し、大きな被害や混乱もなく、「災害に強いまち」を実証することができました。
千歳市は、地盤の水はけが良く安定しており、台風や落雷、雪害、塩害などの自然災害の被害が少ない地域です。 平成30年北海道胆振東部地震が発生した際は、災害対策訓練の成果を発揮し、陸上自衛隊と航空自衛隊の速やかな支援活動など、関係機関と連携し、大きな被害や混乱もなく、「災害に強いまち」を実証することができました。
POINT
企業のBCP(事業継続計画)の観点からも、千歳市は大きな強みを発揮します。自然災害が少なく電気系統に及ぼす影響は比較的小さい地域と言えます。
道路や空港、鉄道など冬の除雪体制も万全です。
雪が少なく
除雪も
万全!
※気象庁ホームページをもとに作成
※気象庁ホームページをもとに作成
※気象庁ホームページをもとに作成
千歳市の地質は全域にわたり火山灰層が分布し、水はけが良い地盤です。また、過去のデータから地震の発生回数そのものは少ない地域となっています。平成30年には北海道胆振東部地震が発生しましたが、千歳市では道路や公共施設の損傷はほとんどなかったことから安定した地盤であることがわかります。
平成30年北海道胆振東部地震における千歳市の状況
参考:千歳臨空工業団地では深さ17~19mで地盤強度を示すN値は50となっています。
※N値とは?
63.5kgのハンマーを75cm自由落下させ、標準貫入試験用サンプラーを30cm打ち込むのに要する打撃回数のこと。
一般的にこのN値が大きいほど強固な地盤と言われています。
千歳市の防災拠点施設である防災学習交流施設「そなえーる」では、「学ぶ・体験する・備える」をキーワードに、防災・減災に対する意識強化に取り組んでいます。市民約25%が自衛隊関係者(家族・OB含む)であることから市民の防災・減災意識は高く、毎年、市民参加による大規模防災訓練を行っています。
内陸部に位置し津波や塩害による影響が少ない
千歳市の工業団地は、太平洋側の海岸線(苫小牧市)から約17km~ 25km、日本海側の海岸線(石狩市)から約46km~55kmの距離にありま す。また、工業団地の標高が約12m~70mであることから、津波を受ける心 配はほとんどありません。塩害の影響も少なく、海岸に接する都市と比較し、建 物や設備の耐久性が維持されます。
もしもの災害時にも安心のサポートを
千歳市に所在する陸上自衛隊東千歳駐屯地・北千歳駐屯地、航空自衛隊千歳基地は、平時における国防を担っていることはもちろん、災害発生等の緊急時には、救助・支援活動を行う心強い存在となります。